2月/如月 [WORD]
*「如月」の由来
→「如月」は中国での二月の異称をそのまま使ったもの。名前の由来には諸説ある。
・旧暦二月でもまだ寒さが残っているので、衣を更に着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」
・草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」
・前年の旧暦八月に雁が来て、更に燕が来る頃であるから「来更来(きさらぎ)」
・陽気が更に来る月であるから「気更来(きさらぎ)」
他に梅見月(むめみつき)、木目月(このめつき)等の別名もある。旧暦二月は新暦では3月ごろに当たり、梅の花が咲く時期である。
欧米での呼び名であるFebruaryはローマ神話のフェブルゥス(Februus)をまつる祭りから取ったと言われている。
*誕生石
→ アメジスト(紫水晶)
*誕生花
→マーガレット、梅、フリージア
他の月の日数が30または31日なのに対して、2月だけ28または29日なのは、アウグストゥスが紀元前8年、8月の日数を30日から31日に変更し、そこで不足した日数を2月から差し引いたためである。それ以前のローマ暦では、年初は3月であったため、単に年末の2月から日数を差し引いた。
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